雲の無い平日の日没に目を閉じて
今日の夕食は一家そろって外で食べる事になっているので、少年は下校の時、思わずスキップしてしまうほど嬉しかった。
何を注文しよう、と出発前からいろいろと思案していた。
ピザやパスタ、ざる蕎麦や天丼、なんてメニュー一覧には何が載っているのかとても楽しみでもあった。
行く場所は近所のファミレスだ。
お父さんの運転する車は、もうすぐ目的地に到着する頃だ。
お母さんは助手席でお父さんとお喋りしている。
お姉さんは少年の隣で、女性誌を読んでいる。
少年は車のドアを閉めると、期待に胸を膨らませて、店の入り口を開けて皆が来るのを待った。
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